読み取り専用のAPIキー:Kraken、Coinbase、OKXでチェックする権限

読み取り専用のAPIキーなら、アプリは口座を見られても、取引も出金もできません。Kraken、Kraken Futures、Coinbase、OKXでの正確な権限と、IPアドレスによる制限を解説します。

読み取り専用のAPIキーは、プラットフォームの口座にアクセスするためのキーで、残高、注文、履歴を照会できますが、注文を出すことも、送金や出金をすることもできません。

キーの権限が重要な理由

ポートフォリオを管理するアプリは、あなたに代わってプラットフォームを呼び出すために、キーを保管します。キーが流出すれば、そのキーの権限が渡ります。渡るのはその権限だけです。CoinbaseはTransfer権限について警告しています。そのようなキーのシークレットを手に入れた人は、あなたの暗号資産をすべて口座の外へ送れます。読み取り専用のキーが見せるのは、あなた自身が見られるものだけです。

各プラットフォームの権限

プラットフォーム付ける権限付けない権限
KrakenQuery Funds、Query Open Orders & Trades、Query Closed Orders & Trades、Query Ledger Entries、Export Data入金、出金、そして注文を作成、変更、取消するすべての権限
Kraken FuturesGeneral API(読み取り専用)General API(フルアクセス)、Withdrawal API(フルアクセス)
CoinbaseViewTrade、Transfer
OKXReadTrade、Withdraw

各権限でできること

  • Kraken:照会の権限は、資金、未約定の注文と完了した注文、台帳、エクスポートを読み取ります。入金、出金、注文の権限は、口座を操作します。
  • Kraken Futures:別のキーです。読み取り専用では、サーバーに何も書き込まないエンドポイントしか使えません。フルアクセスにするとマスターキーになり、出金は別の権限であるWithdrawal APIで決まります。
  • Coinbase:Viewは口座を照会し、Tradeは注文を出し、Transferは資金を送ります。
  • OKX:Readは口座とその履歴を照会します。Tradeは注文を出したり取り消したりし、資金を移動し、設定を変更します。Withdrawは出金します。

キーをIPアドレスに限定する

キーはIPアドレスに限定することもできます。呼び出しがほかの場所から来た場合、正しいシークレットがあっても、プラットフォームはそのキーを拒否します。

  • Krakenは、キーごとに、許可するIPアドレスのリストと有効期限を設定できます。
  • Coinbaseは、許可するIPアドレスのリストを推奨していますが、必須にはしていません。
  • OKXは、キーごとに最大20個のIPアドレスを受け付けます。取引や出金ができるキーで、IPアドレスに紐づいていないものは、14日間使われないと失効します。

Hyperliquid:キーは一切不要

Hyperliquidのinfoエンドポイントは、リクエストに平文で指定された任意のアドレスについて応答します。アカウントを追跡するには、そのアドレスだけで足ります。Hyperliquidは、APIウォレットのアドレスではなく、アカウント自体のアドレスを指定するよう説明しています。APIウォレットのアドレスでは、空の結果が返ります。

キーを後から確認する

  • 権限を見直す:プラットフォームのAPIページに、キーごとの権限が表示されます。
  • 使わないキーは削除する:削除したキーは、シークレットが流出していても、もう何にも使えません。
  • 疑わしいキーは置き換える:新しいキーを作成してアプリに設定し、動くことを確かめてから、古いキーを削除します。

CentraFINでのキーの扱い

  • 保存する前に確認:CentraFINは、新しいキーの権限をCoinbaseとOKXに問い合わせ、取引、送金、出金ができるキーは拒否します。Krakenではこの確認ができないため、追加画面にチェックを入れる権限を一覧で示しています。
  • 暗号化:キーとそのシークレットは、届いた時点で暗号化され(AES-256-GCM)、二度と表示されません。
  • ひとつのアドレス:リクエストは当社のリレー130.110.240.91から送信されます。キーに許可するのはこのアドレスです。

各プラットフォームの手順は、Kraken、Kraken Futures、Coinbase、OKX、Hyperliquid のページで順を追って説明しています。

出典

よくある質問

読み取り専用のキーで、口座の資金を空にされることはありますか?

いいえ。注文を出すことも、送金も出金もできません。ただし、キーを持つ人には、残高と履歴が見えます。

アプリごとにキーを分けるべきですか?

そのほうが望ましいです。そうすれば、ほかのキーに触れずに、ひとつだけ削除できます。

キーをIPアドレスに限定するのはなぜですか?

盗まれたキーが、ほかの場所では使えなくなるからです。許可されたアドレス以外からの呼び出しは、プラットフォームがすべて拒否します。

CentraFINにはキーで何が見えますか?

キーで照会できるものです。残高、ポジション、注文、約定、入出金です。それ以上は何も見えません。キーにはほかに何もできないからです。

資産の主導権を、あなたの手に

パスワード不要。1分でアカウントの準備が整います。